赤ちゃんに乳酸菌のサプリは必要?

赤ちゃんに乳酸菌のサプリは必要?

お母さんのお腹の中にいるときの赤ちゃんの腸内は無菌状態ですが、生まれてくるときに産道を通る瞬間から腸内細菌が発生します。

そして生後3日目くらいから善玉菌を代表するビフィズス菌が増え始め、生後4~7日目には腸内細菌の90%以上をビフィズス菌が占めるようになるのです。

それが大人になるにつれて減少していくので、乳酸菌サプリで補うなどしていますね。

では善玉菌でいっぱいの赤ちゃんの場合、乳酸菌サプリは必要ないのでしょうか?

それとも利用した方が良い場合があるのでしょうか?

今回は赤ちゃん向けの乳酸菌サプリにはどのようなものがあるのかについてお伝えします。

母乳育児の場合

母乳には赤ちゃんの腸内にすむ善玉菌の主役であるビフィズス菌を増やす栄養素が豊富に含まれています。

少し詳しくいえば、母乳に含まれているヒトミルクオリゴ糖のなかに、ビフィズス菌を増殖させる因子のラクトNビオースがたくさん入っているのです。

現実にミルク育児で育った赤ちゃんよりも、母乳育児の赤ちゃんの方がビフィズス菌の数がずっと多く、悪玉菌が増えることを抑えやすいということがわかっています。

ですから十分な母乳が出ているのであれば、特に乳酸菌などを補う必要はないと言えます。

 

お母さんにおすすめの乳酸菌のサプリ

母乳育児の場合、赤ちゃんが直接乳酸菌サプリを飲むのではなく、お母さんが乳酸菌サプリを飲むことで効果が期待できることがあります。

それは赤ちゃんのアレルギー発症の予防効果です。

母乳には「TGF-β」という免疫細胞の働きを調整する成分が含まれています。

そしてTGF-βを多く含む母乳を飲んでいる赤ちゃんは、乳幼児期のアレルギーの発症が少ないという研究結果が出ていました。

アレルギーは免疫細胞のバランスが崩れることが原因となっていますので、このような結果になることもうなずけますね。

注目したいのは「お母さんが複数の乳酸菌を摂取すれば母乳中のTGF-βが増える」という研究結果です。

http://www.beanstalksnow.co.jp/wp-content/uploads/2016/10/gatuukai_20141015.pdf

とくにアレルギーのお母さんの母乳にはTGF-βが少ないという報告もありますので、心配な方は乳酸菌を積極的にとっておきたいですね。

ミルク育児の場合

粉ミルクもいろいろと研究されていて、栄養素などができるだけ母乳に近づくように作られるようになりました。

ビフィズス菌の栄養源となるオリゴ糖は必須の成分といえますが、その他にもメーカーさんによってそれぞれの特徴があります。

例えば森永の「はぐくみ」に配合されているラクトフェリンは初乳に含まれている成分で、強い殺菌力で病原性大腸菌、ノロウイルス、インフルエンザウイルスなどの悪い菌やウイルスをやっつけてくれますが、ビフィズス菌のような良い菌は守ってくれるというとても頼もしいたんぱく質のひとつです。

ところで粉ミルクに乳酸菌も配合されているといいのですが、実は省令によって成分中の生菌数が制限されているので、最初から粉ミルクに配合するのは難しいという事情があります。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000163879.pdf

そこでビーンスタークが開発したのが、調乳後のミルクに6滴たらして使うビフィズス菌オイルです。

「ビーンスターク 赤ちゃんのプロバイオ ビフィズスM1」に配合されているビフィズス菌は、胃酸や胆汁酸、熱に強いといわれるB.lactis(BB-12)を使用しているので、生きて腸まで届くプロバイオティクスになっています。

ミルクだけではなく離乳食にも使える赤ちゃん用の乳酸菌サプリです。

離乳期以降は?

母乳育児でもミルク育児でも、生後5~6か月になれば離乳食が始まりますね。

それにともなって赤ちゃんの腸内細菌の種類もいろいろ増えて、腸内フローラに変化が出てきますので、今後の腸内環境を決める大事な時期です。

腸内環境の良しあしが、細菌やウイルスから赤ちゃんを守る免疫力や、アトピーなどのアレルギーの発症に大きな影響を与えます。

最初はもちろんドロドロにすりつぶしたお粥などから始めますが、それでも離乳食を始めたら便秘になってしまう赤ちゃんも少なくないようです。

便秘を予防するためには、やはり腸内にいる善玉菌を活発にしてあげることです。

もともと赤ちゃんの腸内細菌はビフィズス菌が圧倒的多数を占めていますので、ビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖をあげるとよいでしょう。

市販されているオリゴ糖シロップもいろいろありますが、オリゴ糖の含有率が低かったり、数多くのオリゴ糖の中から相性の良いものをなかなか見つけられないこともあります。

ビフィズス菌もオリゴ糖も、どちらも種類がたくさんありますからね。

そんな時には複数のオリゴ糖が高純度に配合されているオリゴ糖サプリを利用するのもひとつの方法です。



まとめ

赤ちゃんが母乳育児なのか、ミルク育児なのかによって、試してみていただきたい乳酸菌サプリの優先順位が違ってきます。

また、ビフィズス菌でいっぱいの赤ちゃんの腸内環境であっても、よりビフィズス菌を活発にして、感染症やアレルギーから赤ちゃんを守って欲しいですね。

乳酸菌サプリが必須なわけではありませんが、困ったときにでもこの記事が参考になると幸いです。

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