便秘に乳酸菌は効果ある?おすすめのサプリは…

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乳酸菌

食物繊維の不足、運動不足、ストレスなどは便秘の原因となります。

しかし何かと忙しい現代人は、なかなか生活習慣を変えることは難しいのではないでしょうか。

そこで腸の働きを良くしてくれる乳酸菌の登場です。

乳酸菌にもいろいろと種類がありますが、整腸作用のある生きて腸まで届くタイプの乳酸菌が便秘改善に向いています。

今回は便秘の改善におすすめの乳酸菌についてご紹介したいと思います。

便秘について

便秘

便秘とは?

そもそも便秘とはどのような状態のことをいうのでしょうか。

日本内科学会による便秘の定義は、「3日以上に渡って排便がない場合、または毎日排便があるにも関わらず残便感がある状態」となっています。

腸の中で便が滞ることで水分が吸われ過ぎてカチカチになり、コロコロ便しかでなくてスッキリしないような状態も便秘ということですね。

便秘の影響

便秘になるとガスがたまってお腹が張ったり、おならが出やすくなりますね。

そればかりではなく、便が大腸内にいつまでも残っていると、やがて悪玉菌が増えて毒素を出すようになります。

腸から吸収された毒素は血液に乗って全身をめぐり、お肌に来れば吹き出物や肌荒れの原因となってしまうのです。

口臭や体臭の原因ともなるほか、便が腐敗してアンモニアや硫化水素などが発生することで、大腸がんなどを引き起こす一因ともなります。

また頭痛や倦怠感、注意力の減退、不安感、めまい、イライラ、不眠などの精神的症状をともなうこともあります。

便秘の種類

便秘はいくつかのタイプに分けることができます。

大腸ポリープや大腸がんなどの、腸そのものの病気が原因で便秘になる「急性器質性便秘」以外には、四種類の慢性便秘があります。

弛緩性便秘

腸の運動や筋力が低下することでおきる便秘です。

いわゆる蠕動運動が弱くなることで、便が肛門までなかなか運ばれなくなります。

そうなると水分が失われていき、ますます便が出にくくなるのです。

痙攣性便秘

自律神経の乱れなどによって腸の一部が痙攣して、その部分が狭くなって便が通りにくくなる便秘です。

ストレスや下剤の乱用などが原因のひとつになります。

直腸性便秘

直腸に便が入っても便意が起こらないことで起きる便秘です。

忙しさのあまり、つい排便を我慢してしまうことはありませんか?

それを繰り返していると、直腸は便の刺激に対して鈍くなり、ついには便意が起きなくなってしまいます。

また、浣腸の乱用が原因になることもあります。

食事性便秘

偏食などで食物繊維が不足すると、腸への刺激が足りなくなることで起きる便秘です。

便の材料そのものが不足することにもなります。

乳酸菌と便秘の関係について

腸内環境

乳酸菌の効果が高い便秘は?

乳酸菌は腸のなかで乳酸を作り出して腸内環境を酸性にすることで、善玉菌を活性化すると同時に悪玉菌が増えることを抑えます。

また、水分を呼び込むことで便の硬さを調整してくれます。

そして大腸に刺激を与えて蠕動運動を活発にしてくれるので、乳酸菌の効果が一番期待できる便秘は弛緩性便秘です。

便秘薬か乳酸菌か

便秘の解消には便秘薬(下剤、瀉下薬しゃげやくともいいます)を使うのが手っ取り早そうですが、使い方には十分気をつけないと副作用が出てしまうことがあります。

特に即効性のある強力な便秘薬は腸への負担が大きくなる場合があり、また常用すると体が薬に慣れてしまってだんだん効きが悪くなることも心配です。

そうなると薬の量が増えたり、便秘薬がないと便意が起こらなくなったりすることもあります。

それに対して乳酸菌による便秘の改善は、効果が出るまでに時間がかかることが多いのですが、副作用の心配はほとんどなく安心して飲み続けられる方法です。

乳酸菌とビフィズス菌の違い

さて乳酸菌にはとてもたくさんの種類がありますが、乳酸菌の仲間に「ビフィズス菌」があります。

厳密に言えば乳酸菌ではないのですが、一般的には同じような扱いですね。

詳しくはコチラの記事で↓

乳酸菌とビフィズス菌の違いは何ですか?

実はこのビフィズス菌が便秘の改善に大きく関わっています。

ビフィズス菌のすんでいる所

小腸から大腸にかけて多種多様な腸内細菌が、自分のすみやすい場所に仲間同士が集まって分布しています。

これが腸内フローラと呼ばれているものです。

酸素があってもなくても生きていける乳酸菌は、酸素がある小腸にも、酸素がほとんどない大腸にもすみつくことができます。

しかしビフィズス菌は酸素があると増殖できなくなるので、大腸にしかすむことができません。

ですが大腸にすんでいる腸内細菌の数は、小腸にすんでいる腸内細菌の約1000倍。

そして大腸は便を作るところですから、ビフィズス菌の役割は大きいのです。

便秘におすすめの乳酸菌

やはり快便のためには、何といっても大腸に元気でいてもらわなくてはなりません。

そのためには大腸に乳酸菌を送りこみたいのですが、大腸にたどり着く前に胃腸の消化液で死んでしまう乳酸菌が多いことが問題になります。

そこで生きて腸まで届く乳酸菌が注目されていて、例えば京都の漬け物「すぐき」から見つかった植物性乳酸菌のラブレ菌は、腸で生き抜く力が強く、腸を元気にしてお通じを良くする働きがある乳酸菌です。

またLB81乳酸菌(「LB」は乳酸菌を意味するLactic Acid Bacteriaの頭文字から、「81」は使用菌株であるブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株の末尾番号を組み合わせたもの)で作られたヨーグルトには、腸内細菌のバランスを整えて、おなかの調子を良好に保つはたらきがあり、排便の回数や量、硬さなどの改善が確認されています。

便通の改善が報告されている乳酸菌はいろいろありますが、その中のひとつ「ビフィズス菌(ビフィドバクテリウム・ロンガム)BB536」は、科学的根拠があるとして消費者庁に届け出された機能性関与成分です。

一般的なビフィズス菌は酸素や酸に弱いので、なかなか生きたまま腸に届かないのですが、ビフィズス菌BB536は他のビフィズス菌よりも酸素や酸に強いので、生きたまま大腸に届くことができるのです。

サプリをおすすめする理由

乳酸菌やビフィズス菌のとり方としては、ヨーグルトが一般的ですね。

ヨーグルトには生乳などの原料を発酵させるための乳酸菌、ブルガリア菌とサーモフィラス菌を基本として、商品によっては様々な機能性のある乳酸菌などを添加しているものもあります。

例えば先ほどの「ビフィズス菌BB536」が入った森永乳業のビヒダスプレーンヨーグルトは、特定保健用食品として認められたヨーグルトです。

ヨーグルト100g中にビフィズス菌BB536が20億以上入っています。

さて外部から取り入れる乳酸菌やビフィズス菌は、長時間お腹の中に定着することができないので、毎日食べることが大切です。

一応の目安量は100gになっていますが、効果が感じられなければ量を増やしてみます。

しかしガンコな便秘の場合、ちょっとやそっとの量ではなかなか改善しないのではないでしょうか。

そうなると毎日食べ続けるのが苦痛になってきます。

そんな時に助けとなるのがサプリメントです。

例えば同じビフィズス菌BB536が入った「快腸サポート」というサプリの場合、1日の目安量2カプセルの中に、50億個のビフィズス菌BB536が入っています。

これをヨーグルトでとろうと思ったら、250gを毎日食べなければなりません。

食べられない量ではないかもしれませんが、毎日となるとチョット…ですよね。

快腸サポート

まとめ

今回は便秘と乳酸菌の関係や、乳酸菌の効果がある便秘の種類、そして乳酸菌サプリのなかで便秘に効果が期待されるものについてご紹介しました。

人それぞれに違う腸内フローラを持っているので、便秘に効果的な乳酸菌も違ってきます。

自分に合った乳酸菌が見つかるまでいろいろと試しながら、毎日続けることが大切です。

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